批判と批評   

 ここで この2つの言葉の違いを語ろうというのではない。

いろんな文化にとって 批評(もしくは 批判) という行為は文化を発展させるためになくてはならない。
人が社会の中でなんらかの活動をした場合に 必ずついてまわることなのだ。
文化(および文明)が発展していく過程において、そのよしあしを議論していくことは必要だ

ミュージシャンが自分の作った曲を、曲を書いたこともない評論家にボロクソに言われることだってある。
スポーツ選手が自分のプレイを何もできない子供にさんざん文句を言われることもある。
どんな世界だって自分の行動は周囲から批判されているが
自分の行動に自信も持ち、自分の信念を貫いていかなきゃならない

しかし 中には 批判されることを極端に嫌ったり 感情的にキレたりする人が増えている。
批評 の内容がどういうものであれ、感情的にわめきちらすのは文化の担い手として成熟していない証拠。

HPを作ったり 掲示板で発言したりする行為は、立派な社会参加であり、
そこには当然のことながら さまざまな批判がつきまとうことになる

人の価値観や思想はさまざまだから、1つのことについて喜ぶ人もいれば怒る人もいる。
しかも、その表現の仕方もさまざまなであって、2ちゃんねる へ行けば
いろんな表現であるときは柔らかく あるときは辛辣に 批評 が行われている。
(その内容を 中傷 ととるか 形を変えた賞賛 ととるかは
 価値観や先入観以上に 読む人の知力や読解力が影響する)

ある程度知力のある書き手であれば 良いものを良い 悪いものを悪い と書くことは少ない
それなら小学生でもわかるわけだから 子供向けの本でもない限りストレートには書かない
まして人間には 屈折した感情 というものがあるから
好きなものを 好きだ とかけないことも多い。

よく言われることだが 興味のない人間や 好きでもない人間は
わざわざお金と時間を使ってファンサイトなんかに来ない。
いっけん中傷に見える批判カキコから 屈折した愛情 を読み取ってやるのも
こうした 辛口議論系サイトの楽しみ方の1つである

批判してもらえる ということは 興味をもたれている ということであって
むしろ 喜ぶべきこと である 嫌いなら 無視される わけだから

批判に対してへこむ必要もない。信念をもっての言動なら貫けばいい
もちろん批判を受け入れて改善の努力をするのも自由だ

だから改善しないからといって非難してはいけない
それは その人の 精神の自由 を侵すことになる
言論 思想 信教 精神の自由 は同時に他の人のそれらを尊重することだ

You should ・・・とは言ってもいいけど

You must ・・・といってはいけない

ここに書いたことも すべて You should・・・をつけて読んで欲しい
・・・べきである といっているのであって  ・・・しなければならない とは言っていない

精神の自由は 自分にも他人にも must をつけないことだ
mustが多すぎると舟は自由に進めなくなる

だから must をはずして ネットサーフィンに出発しよう 

 

      <補足>

法学修士の社会科の先生ががよく 慣習法 というのを説明してくれる

成文化された法律だけでなくその国の 文化や慣習なども 法 であり拘束力をもつらしい

例として 大学生の飲酒が問題にならないのはそれが日本では公認されているからだそうだ

(大学生になったら酒を飲むことが社会通念とて認めらている)

成文化された法律だけですべてを律することができないのは当然だし

柔軟な運用がされるわけだが その基準となるのが社会通念 というわけだ

だからどんな小さなコミュニティであろうとそこで守られている慣習は 法 である

ネット社会にも草創期より自然発生した慣習が暗黙のルールとなってきた

しかしネット人口の急激な増加(および質的変化)によって崩壊の危機が迫っている

 

最近の事例でいえば

1、リンクに関すること

2、中傷に関すること

3、著作権や肖像権に関すること

いずれも日本国憲法に保障された言論の自由を脅かす重大事である

ネット自体を過大な存在としてとらえすぎているのと

権力の介入による言論の弾圧

そして参加者の低脳化(ネットの大衆化ともいう)など原因はさまざまだが

これまで築き上げてきたネット社会が息苦しいものになってしまうと大変だ

 

1.リンクに関すること

これについては多くの法律の専門家が

”リンクを貼ること自体に違法性はない” という見解を出している

むしろ古くからのネット社会の慣習で事後にメールで連絡したり

相互リンク依頼のようなコミュニケーションがあった

 

HPをWEB上にアップした段階で そのHPは 公開した わけであり

数多くの検索エンジンにも登録されるし いろんな人の目にふれる可能性がある

”誰にも見られたくない”とか ”知らない人に見られたくない”

ようなものならネット上にアップすべきではないのだ

もちろんこんなことは古くからネットをやってる人とか

仕組みを理解している人にとっては常識のはずだが

最近の若い人(とくに女子小中学生に多い)の中には

ネットを仲良しサークルかなんかと勘違いしているようなのがいて

一部の人にしかわからない会話をしていたり 知らない人にこられるのを嫌がったりする

ネットは公共性のあるものだからいろんな人が読んでいて いろんな人が参加するものだ

とは思っていないらしい

 

少なくともリンクを断る権利は管理人の側には存在しないし

掲示板やチャットに 来るな という権利も常連や管理人にはない

 

それにリンクによってメリットはあってもデメリットはあまりない

荒らし は相互リンク先からくるよりも

やふー などの検索や 巨大掲示板の直リンクから来るほうが圧倒的に多い

 

とにかく1度アップしたものは仮に削除してもいろんなところに

キャッシュとして残っていることが多いわけだから

見られて困る ようなものならアップするな

そんでもって こういう人たちに限って

フレーム内リンクや直リンクをしてたりする

gaiax系でリンクを貼るときには target=_top か target=_blank を入れればフレーム内リンクは防げるはず

 

自動リンク集を設置しておいて ”勝手にリンクしないで下さい”

なんて書いてあるのは もはや笑い話を通り越して ”何考えとんのや”と言いたくなる

 

2.中傷に関すること

 

これに関しては純粋にマナーや人格の問題であって法律的に処理するのが難しい

と思っていたのだが最近妙な判例があった

 

掲示板などに書かれたことが事実かどうかなんて簡単にわかるわけがない

というか 新聞 雑誌 放送 のようなマスメディアから 口コミや井戸端会議にいたるまで

その情報が 本当だ という証拠もなければ 嘘だ という証拠もないわけである

 

以前 **のラーメンはまずい と書くと名誉毀損になる とかくと名誉毀損になる

というある弁護士の見解について激怒したコメントを書いたことがあるが

似たような事件が現実に発生した

当該の掲示板は見たことがないのであくまでも一般論&個人の意見として述べさせてもらう

 

ある有名巨大掲示板(わら)において 

”あの病院はヤブだ”という書き込みに対し 病院の獣医が管理者に削除を求め

管理者が応じなかったので裁判を起こし 削除と400万円の賠償判決を得た

というものである

もちろん管理者側は控訴するだろうが おかしな判決 に思える

 

根も葉もない噂であればこんな大騒ぎになるはずがない

極めて特殊なケースかもしれないが 前例 を作ってしまったことは

今後のネット社会に悪影響が出てくるような気がする

(サーバーや管理者が過剰反応するケースが増えるはず)

 

 

 

3、著作権・肖像権に関すること

 

たぶんこれが多くのファンサイトにとって1番頭の痛い問題になる

 

まず純粋に法律的な観点からいえば

著作権法は親告罪であり権利者から直接告訴されない限り犯罪にはならない

親告罪の例としてはレイプ(強姦)がある

行為をした時点では犯罪とならず

行為をされたものが行為をしたものを告訴した時点で強姦罪が成立する

つまり行為そのものよりも 行為が された人にとってどうだったのか が重要で

された人 が喜んでいれば当然罪にならない

 

これをファンサイトにおける歌詞や画像の使用にあてはめればわかるように

ほとんどの場合権利者に損害は生じない

むしる宣伝になるので利益が生じる

本来なら莫大な宣伝費をかけてやることを

ファンが勝手に?やってくれるのだから

こんなありがたいことはない

(ファンサイトはもともと応援や交流を目的としてるのだから当然)

だから権利者がファンサイトを告訴するはずがないし前例もない

ただ某事務所の場合でいうと

権利を放棄している わけではないし

どこにも許可は出していない

すなわちファンサイト側が著作権を主張することはできない

(すなわち サイト管理者側が ”使ってよい”とか ”使うな” とか言えない)

このあたりは昔から 阿吽の呼吸 みたいなもので

人生経験の少ないものにはわかりづらいらしい

 

したがって人生経験の少ない管理者のサイトが荒らしの標的になりやすい

こうした荒らしに負けてサイトを閉鎖したりすればまさにテキの思う壺

おかしな社会通念が形成されないとも限らない

 

こうした荒らしのタイプとしては

    1.愉快犯型

管理人や常連をたきつけて反論するのを楽しんだり

チクリまくってサイトが削除されたり閉鎖されたりするのを喜ぶタイプ

けっこうタチが悪いが 管理者やサーバーの知力が低いと問題

 

     2.アンチ型

応援されているアーティストやファンが

気に入らない とか ウザい とかで八つ当たりするタイプ 中傷も多い

 

     3.低脳型

最近ふえているのがこれで ある意味1番タチが悪い

人生経験が少ないためか 法律に触れることは悪 という短絡的な思考をするため

手当たり次第にいろんなサイトを荒らし しかも自覚がないやつ

とっとと死んでほしいものである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それも あ里っ沙 に戻る

ハッピー7の作戦会議室 に戻る

 

 

 

 

 

 

TOPへ